一連のマクドナルド騒動に思うこと

年があけた瞬間から干支である「羊」の陰謀か、

豚肉、牛肉、鶏肉をふんだんに使っている、みんなの食卓「マクドナルド」が

問題をこれでもかと起こしている。

※参考:


マクドナルド 異物混入問題で7日会見へ - NAVER まとめ

 

この一連の流れで思うこと

・多くのきっかけがソーシャルメディアTwitterなど)をきっかけとして、あるいはきっかけがそれでないにせよ、ソーシャルメディア→マス媒体という形でどんどん事が大きくなった。

そこで仮説

ソーシャルメディアは人々の情報に対しての平等性を生み出したが、一方で

経済的弱者をより追い込むのではないか

利用者

・若者が頻繁に使う。

ハンバーガーショップに関するアンケート/ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査結果【DIMSDRIVE】

バイト

マクドナルドのバイトは、地域差・立地差などあるものの約850円〜900円であり

他のファーストフード店と比べて安い。

マクドナルドのアルバイト特徴まとめ - NAVER まとめ

そう

マクドナルドは、お金に自由が効きにくい若者達が頻繁に利用し、安い賃金で働く人々で成り立っている」のだ。

つまり

マックを悪意を持って追い込む(もちろん改善されなければならないこと等はしっかり然るべき処罰を受けるべき)ことは経済的に豊かではない人々が集う場(お客はそこに憩いのため、働く人々は賃金を得るため)を奪うことになる。

 

こうして、、

若者はマックより高いファーストフード店やファミレスに行かなければならず

バイトの人々は職を失うことになる。

 

そうなれば、若者たちは支出が増えより生活は苦しくなり、バイトの人々は次の仕事を見つけるまでに無職、よって無収入となる。

 

大々的に報じる人々はきっとお金に余裕があるので、マクドナルドなど利用はしないのだろう。まさに対岸の火事なのだ。

安い店がなくなろうが、まったく痛くもかゆくもないのである。

しかしそこに集う人々にとっては大ダメージである。

結論

ソーシャルメディアは「正義」や「平等」をもたらしたかもしれないが、

その裏ではこうした更なる経済的弱者にとって生き辛い世の中を生み出しているのではないかとさえ思う。

 

そんなことを感じるマクドナルド事件である。

 

もう少しこの様子を見守っていきたい。